あんず・科野の里
千曲市の北部、春には絢爛にあんずをはじめとした花々が咲き誇る地。
史跡めぐりと含わせて出かけましょう。
善光寺平の雪がすっかり消えてしまう頃、山あいの里はあんずの花に覆われ淡いピンク色に染まります。「日本一のあんずの里」として世に名を馳せてきた千曲市の森・倉科地区。
その始まりは元禄時代、伊予宇和島藩主の娘・豊姫が、松代藩主・真田幸道侯に輿入れする際、故郷をしのぶよすがに、あんずを植えたものといわれています。
当時は種子の中にある「杏仁」が漢方薬(せき止め)として珍重されたため、松代藩が栽培を奨励し、現在のような見事なあんずの里になり、時代が移り変わっても、ここ信州にはあんずの小さな花が春のはじまりを告げにやってきます。
また、点在する桜などの花の名所も各所に。
あでやかな花祭りに誘われるように、お出かけください。
千曲市の歴史を物語る史跡も、この地域には多く残っています。
千曲染め
地元産の果樹の幹を煮出した染料で染める。
なかでもあんず染めは、花のような薄紅色や果実のような赤みがかった黄色など、豊かで素朴な風合いに仕上がる。
あんずの花咲く里で染められ、織られた品はお土産にちょうどいい。
ランチョンマットやコースター、ハンカチなどの小物も充実している。りんご染めやぶどう染めもある。
千曲市観光協会 tel.026・275・1326
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