2017年9月29日(金)千曲市姨捨観光会館広場にて信州千曲観光局主催の「おばすて星空・夜景観察会」を開催いたしました。
当日は30名の方々が参加され、天体望遠鏡の使い方教室、月・星の観察、そして姨捨の夜景をお楽しみいただきました。
その時の様子をご紹介致します。
第一部 天体望遠鏡の使い方講座
第一部では天体望遠鏡の使い方講座を行いました。
天体望遠鏡を持っていても「なかなか使う機会がない」「使い方が分からない」という方は案外多いのではないでしょうか?
この講座では自宅にある天体望遠鏡を使い、講師のレクチャーのもと、天体望遠鏡の組み立て方や星空の眺め方などを体験していただきました。中には部品が足りなかったことが分かり、「今まで見れなかった理由が判明した!」という方も。
この講座が天体望遠鏡を頻繁に活用いただくきっかけとなれば嬉しく思います。
天体望遠鏡を通して月の撮影にチャレンジ!
今回のお楽しみの一つは、月の撮影でした。
天体望遠鏡を通して撮影した写真がこちら。
※スマートフォンで撮影した写真です。
ブレないように撮影するにはコツがいるため、何度かチャレンジ!多くの方が綺麗に撮れたようです。撮影した写真をSNSでアップ!なども楽しいですね。
また、講師の方々にも本格的な天体望遠鏡をお持ちいただきました。
<北条先生の双眼鏡>
<吉迫先生の天体望遠鏡>
<田子先生の天体望遠鏡>
田子先生が持参したバズーカのような天体望遠鏡では土星の観測もさせていただきました。
メディアでみるのとは違い、本格的な望遠鏡を通して見る土星の環は大変美しいものでした。
第二部 星と夜景の観察
第二部は、講師による解説付きの星の観察会です。街灯を消して周りを暗くすることで星を見えやすくし、レジャーシートで寝転びながら星空を満喫いたしました。
しかし、、、徐々に雲が出てきたことで星観察は難しい空模様に。自然には逆らえませんね。笑
後半は長楽寺に移動し、夜景の見学へ。室内から姨捨の夜景が見られる施設は限られていますし、長楽寺もお食事の予約やイベント等を除いて、普段は夜間公開されていません。そんな希少な場所から夜景の観察会となりました。
その後、姨捨の棚田まで歩き、農道ライトアップを見学される希望者もいらっしゃいました。
(長楽寺、特製満月おやき。)
姨捨の魅力を多くの方に
当局が開催した初めての「星空・夜景観察会」。
子どもから大人まで様々な方にご参加いただきました。お越しになられた皆様、ありがとうございました!
今後も改善しながら、より多くの方に姨捨から見る夜景や星・月、そして棚田の魅力をお伝えできるよう頑張っていきます。
なお、姨捨の棚田農道ライトアップは、10月12日(木)本日までです。夜は寒くなってきておりますので、どうぞ暖かくしてお出かけください。
姨捨の棚田 農道道しるべ(ライトアップ)については、こちらをご参照ください。
https://chikuma-kanko.com/2017-09-11/post-1800/