スクープ!!縄文人も姨捨の月を観ていた!?その場所で開催される秋のお祭りとは?

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長野県には、縄文時代の遺跡が数多くあります。山々に囲まれた土地であることから食べ物が豊富であり、日本の真ん中に位置する長野県は東西交流の集積地でした。特に千曲市の姨捨の棚田は、千曲川へ流れ出る川によって造られた扇状地にあり、水も確保出来る丘陵地帯は居住するには最適だったと考えられるそうです。
その当時の様子を復元した施設が姨捨にはあります。円光房(えんこうぼう)遺跡がある、「さらしなの里 古代体験パーク」と「さらしなの里 歴史資料館」です。

縄文時代の生活を知る

発掘作業が行われた場所には縄文時代の集落が再現されています。また、併設された歴史資料館では、発掘で出土した貴重な文化財が展示され、縄文時代の生活をわかりやすく紹介してあります。(さらに無料で解説もして頂けます。※諸事情により対応できない場合有り)

さらしなの里 歴史資料館

さらしなの里 縄文まつり

県内外の小学生などの社会見学先としても利用されているこの施設で10月29日(日)に開催されるのが「第25回 さらしなの里 縄文まつり」。

見どころは、縄文生活体験として「火おこし」や「縄文編物」「釣り」などの様々な体験や、古代食の無料体験試食(数に限りあり)。また、地元有志や小学生たちによる伝統楽器演奏などもご覧いただけます。
入場無料ですので、ぜひ足をお運びください(小雨決行)。

また、本記事を作成していくにあたって、歴史資料館の学芸員さんから詳しいお話伺いました。今後、その情報も掲載していければと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。

会場・アクセス

■開館時間 午前9時~午後5時
■休館日 毎週月曜日(祝日、振替休日にあたる時は火曜日)
年末年始
■住所 長野県千曲市大字羽尾247-1
■問合せ先 026-276-7511