長野県千曲市の重要な産業の一つに製造業があります。実は縄文時代から、土器や黒曜石などが生産・加工されて各地に運ばれていたのはご存知でしょうか。
「さらしなの里 古代体験パーク」と「さらしなの里 歴史資料館」では当時の歴史を学ぶことができ、「見て」「触れる」体験をすることも可能です。
※「さらしなの里 古代体験パーク」と「さらしなの里 歴史資料館」に関する以前の記事はこちらから。
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黒曜石とは?
「見て」「触れる」体験の1つに黒曜石の体験があります。黒曜石とはガラス質の火山岩であり、縄文時代ではナイフの代用品でした。
なんと現在でも、医療の世界で手術時に利用されているそうです。その黒曜石の加工を当時の人達は、石のハンマーだけで仕上げていたそうです!驚きですよね。
「さらしなの里 歴史資料館」では、産出された原石を展示しており、実際に割って作られた黒曜石のナイフも展示されています。
黒曜石で捌いた魚を「食べる」
10月29日(日)に開催される「第25回 さらしなの里 縄文まつり」では、「見て」「触れる」に加えて、黒曜石で捌き、焼いた「イワナの塩焼き」を召し上がることもできます。
※希望者にはイワナを捌く体験も可能です。
他にも、縄文時代の飾り玉づくりや衣装体験など、お楽しみ要素盛りだくさん。会場は縄文時代の集落が再現されており、風情もございます。入場無料ですので、ぜひ足をお運びください(小雨決行)
さらしなの里 縄文まつり
■日 時 10月29日(日)9:20~
■場 所 さらしなの里 古代体験パーク