先週の 13 日(金)から「第 36 回信州さらしな・おばすて観月祭」が始まりました。10 月 12 日(土)までの期間中は「月」に関わる様々なイベントがありますが、この中で毎日開催されるのは、この「農道道しるべ」だけです。
先週の 9 月 12 日(木)に棚田の保全活動をしている「名月会」やシルバーの皆さん、そして千曲市役所や信州千曲観光局の職員など、総勢 14 人で力を合わせ、棚田にあります姪石苑(めいしえん)を中心に約 450 個のフットライトを設置しました。
フットライトは昼間に太陽の光を集め、暗くなると自動で点灯する、自然に優しい明かりです。足元を淡く照らす程度の明かりですので、お月さまの光を邪魔することはありません。
月とフットライトに彩られる棚田をカメラに収めようと、毎年あまたのフォトグラファーが姨捨を訪れます。観光局が主催している観光写真コンテストでも、「農道道しるべ」を撮影した写真が何点も入賞しています。
ぜひ、ご自身で撮られた写真を千曲市観光写真コンテストに募集してみては。
「千曲市観光写真コンテスト(フォトコンテスト)」、202...
実際に行ってみると、フットライトの優しい明かりと眼下に拡がる善光寺平の夜景、そしてうまくいけばお月さまの、3点が織りなす風景を体感することができます。
朝晩になると徐々に涼しくなっていくこの季節。肌寒いときもありますので、ご覧の際は 1 枚長袖を着て、夜風に吹かれながら、棚田の農道を散策してみてはいかがでしょうか。
なお、棚田周辺は農道となっていることとフットライト以外の電灯がありませんので、お車の進入は大変危険です。お車でお越しの際はご面倒でも下記の駐車場に停めて、歩いて散策されることをオススメいたします。
観月祭期間中の他のイベント情報はこちら↓。
9月13日(金)~10月12日(土)の期間中、月と夜景の名所で知られる姨捨の棚田では「信州さらしな・おばすて観