今、このガイド本が面白い

シェアする

地元小中学生による手作り千曲市ガイド。かなりのものです。

信州千曲観光局には観光で訪れた方にお配り致しています千曲市をご紹介するパンフレットをはじめ、サイクリングマップや市街地マップ、姨捨付近や森のあんずスポットに特化したマップなど様々なパンフレットや地図をご用意致しておりますが、そんな印刷物とは一味違ったパンフレットが届きました。

戸倉小学校6年松組 刊【enjoy chikuma】

千曲市で採れる果物をあしらった可愛い表紙

戸倉小学校の6年松組の皆さんによるタウン誌「enjoy chikuma」の巻頭はやはり地元ということもあってか、戸倉上山田温泉を紹介しています。開湯からの歴史から、夏祭り等のイベント情報に泉質の魅力など幅広く扱って、千曲川を大きく扱ったリポートで締めくくります。

目次には夜景のカラー写真も掲載されています
千曲市の魅力スポットがいっぱい紹介されています

千曲市の戸倉地区の紹介記事では戸倉宿キティパークの四季の魅力と、姨捨地区は長楽寺や姨捨駅のスイッチバックを紹介しています。締めくくりには森将軍塚古墳、そして水上布奈山神社という千曲市の歴史遺産を掲載、手作り感がいっぱいの温かな誌面です。

屋代高校付属中学校2学年 刊【ちくま】

表紙がぬり絵。斬新ですね。

信州千曲観光局には毎日多くの方がお越しになりますが、とある日、3名の中学生の方がお見えになりました。その中学生方々、屋代高校付属中学の生徒の皆さんで、この方々も手作りの千曲市ガイドを持ってきてくださりました。タイトルは「ちくま」ロゴが凝りに凝っていて、表紙に色が着いていないのは未完成ということではなく、これは「ぬり絵」なんだそうです。コンパクトな大きさで文庫よりわずかにひとまわり程大きいサイズ、特徴はおそらく「完全手書き」。文章もイラストもかわいい文字と色が誌面に踊っています。

美味しいお土産情報も載ってます

こちらの「ちくま」では最初の記事として、戸倉上山田温泉を紹介しています。上山田ホテルさんのバラ風呂やアーツプロデュースさんでのステンドグラス作りの体験リポート、温泉街のお土産情報では老舗の名店を紹介しいずれも記者さんたちの丁寧な取材がうかがえます。

姨捨の魅力が伝わりますね

姨捨の魅力を見開きで紹介した記事では棚田で作られたお米の話や棚田の歴史など興味深い話がいろいろと掲載されています。とりわけ「姨石がなぜ誕生したか」のコラムは観光局のパンフレットにも載っていない貴重な記事です。

鮮やかな色使いのあんず特集頁

見開き記事「Do you know “あんず”?」にはあんずの実に含まれる栄養素や千曲市で販売されているジャムやワインにお茶などあんず関連商品を紹介した記事の他に、このガイド誌のタイトルロゴに秘めた意味と興味深い内容も載っています。

嬉しいおまけ付きガイド誌

表4(ウラ表紙)のイラストもまた色が着いていません。オモテ同様にぬり絵で自分だけのガイド誌ができますね。そしてイラストにもあることに気が付きますが、これは実際にお手にとって頂いてご確認頂きたいと思います。そしてこのガイド誌、生徒さん手作りのステッカーが一冊ごとに付いています。全種類集めてみるのも楽しそうです。

屋代高校付属中学二年、ほそや君、くろだ君、たけなかさんが届けてくれました。

千曲市の生徒さん達の作ったガイド誌、いかがでしたか?千曲市の子供たちの郷土愛があふれるガイド誌は手に取った大人の読者も温かな気持ちになりますね。両誌とも無料ですが、観光局には残りわずかです。ご希望の方は窓口までどうぞ。