長野県千曲市の花情報【2020年3月5日現在】

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今週の花情報ではセツブンソウのもう 1 つの群生地にあたる倉科地区についてご紹介します。

倉科のセツブンソウ群生地について

倉科のセツブンソウ群生地は倉科地区の市街地を超えてさらに奥に入った里山にあります。周辺は杉山古墳群があり、5 世紀中頃から 7 世紀に造られた古墳が 22 基点在しています。また近くには倉科三滝があります。

群生地の広さは約 2000 ㎡にのぼります。同じ広さで考えると日本一高い電波塔である東京スカイツリーの底面積とほぼ同じ程度(約 2002 ㎡)になります。

[倉科セツブンソウパンフレット・HP『ほのぼのスタイル』より一部引用]

2020年3月5日現在の花情報

セツブンソウ

戸倉の群生地はこちら。

群生地の辺り一面がセツブンソウの花で白くなってきました。

倉科の群生地はこちら。

戸倉と同様に、ところどころで辺りが白くなりつつあります。

千曲市文化財センターでは花だよりとしてセツブンソウの状況を随時発信しております。併せてご覧ください。

あんず(森地区)

少しずつですが、つぼみは確実に膨らんできています。

カタクリ(佐良志奈神社)

佐良志奈神社の境内にあるカタクリの植栽地。このほかに佐良志奈神社南にある八王子山の斜面も自生地として管理されています。その斜面に通じる「カタクリの山道」は現在、閉鎖されています。

さくら(戸倉宿キティパーク)

戸倉のセツブンソウ群生地の入口にある戸倉宿キティパーク。ここはさくらの名所で知られています。千曲市ではあんずのあとにさくらといった順番に花を咲かせます。現在では温暖化の影響から、あんずとさくらが同時期に咲く年も見られました。今年はどうなるのでしょうか。

今までの花の状況はこちら↓

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