2022年信州千曲市【 春のちくま旅 】《 野外編・花 》2月の「花たび」満喫しましょ♪

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春の訪れといえば「梅」や「桜」を思い浮かべますが、千曲市には「あんず」もありますので、梅が咲き始める2月中旬から長期にわたり「花」のシーズンとなります♪

今回の【ちくま旅】は《野外編・花》として、これからお楽しみいただける千曲市内の「花」を場所別にご紹介したいと思います♪

その年によっても芽吹きが早かったり遅かったりと…大自然のことははっきりと予測できませんが、これからの感染状況によって「ご旅行」にお役立てできたら幸いです♡

あんずの里スケッチパーク

2月中旬過ぎの「あんずの里スケッチパーク」には味気ない季節に春の訪れをいち早く教えてくれる植物が「蝋梅」「紅梅「福寿草」があります♪

蝋梅(ろうばい)

蝋(ロウ)でできたように、ツヤツヤした花を咲かせる蝋梅。
12月~2月が開花時期といわれていますが、千曲市は寒い地域のため2月頃に咲き始めます。

繊細で可愛らしい姿とは裏腹に、蝋梅の香りは存在感のある甘い香りを漂わせています。

△2021年3月5日撮影

何度も足を運んでいた「あんずの里スケッチパーク」に「蝋梅」があることをこの年初めて知りました。

紅梅(こうばい)

早春に、鮮やかな紅色の姿を楽しませてくれる「紅梅」
五弁花や重弁の八重の花が開くと、陽の光に包まれるようなふくよかな香りが漂います。

2021年2月24日「そろそろ」かと思い様子を見に行くと、ちょうど咲き始め春の香りを漂わせていました♪

福寿草(フクジュソウ)

別名、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)とも言われて「福寿」という言葉も新春を祝う意味があり縁起物の植物♪

△2021年2月24日撮影

千曲市あんずの里スケッチパーク はコチラ↓

科野の里 歴史公園

森将軍塚古墳館の古墳側斜面に咲く「福寿草」。歴史公園内の竪穴住居に寄り添って咲いている「ハナモモ」2月の後半になると鮮やかな紅色のつぼみが膨らみ、陽があたる場所のハナモモは咲きはじめます。

福寿草(フクジュソウ)

△2021年2月25日撮影

ハナモモ

2021年は3月13日には濃いピンク色が「科野の里」を色鮮やかにしていました♪

科野の里 歴史公園はコチラ↓

稲荷山宿 蔵し館

中庭に「福寿草」と「フキノトウ」が顔を出していました。
例年の3月は「桃の節句」ということで、館内入ってすぐのお座敷にお雛様が展示され、より一層華やかに春を感じさせてくれます。

福寿草(フクジュソウ)

2021年2月25日撮影

稲荷山宿 蔵し館はコチラ↓

戸倉上山田温泉「湯元 上山田ホテル」

戸倉上山田温泉の「中央通り」と「新世界通り」の交差する角にある「湯元 上山田ホテル」
上山田ホテルのお庭にある「蝋梅」「紅梅」は道路沿いから観賞できます♪

蝋梅(ろうばい)

△2021年2月22日撮影

紅梅(こうばい)

上山田温泉の「新世界通り」の看板に寄り添う感じで咲いている「紅梅」
水と緑と潤いのある公園の「カラコロの足湯」に入りながら、お花見いかがですか♪

上山田ホテルはコチラ↓

戸倉宿・キティパーク 【戸倉セツブンソウ群生地】

千曲市内2カ所のセツブンソウ群生地の中では「戸倉キティーパーク内の群生地」が早く開花し始めます。

駐車場から「セツブンソウ群生地」まで少々距離がありますので、歩きやすい靴での散策をおすすめいたします。今の季節は雪解けで道がぬかるんでいますので、くれぐれも足元にお気をつけてお楽しみください♪

セツブンソウ

この年は特別早かったのかもしれませんが…
2020年は、千曲市文化財センターの方と現地の様子の確認のため出かけたのですが、雪が積もっているこの時期に咲いているとは思わず、2月19日に雪の中から顔を出している「セツブンソウ」を見つけました。

△2021年3月3日撮影

2021年には、まるで白い妖精のような珍しい「セツブンソウ」を発見!

3月に入ると「アズマイチゲ」「ヤマエンゴサク」「カタクリ」などが、セツブンソウが終わったとしても『戸倉セツブンソウ群生地』には、次々と花を咲かせる季節に入っていきます。

戸倉宿キティパーク

過去記事(2020年3月)

戸倉宿キティパーク内のセツブンソウ群生地への行き方の記事です。
ご参考にどうぞ♪

今週の花情報をお伝えするとともに、今回は戸倉のセツブンソウ...

倉科地区【倉科セツブンソウ群生地】

戸倉の群生地よりも少しだけ開花時期が遅い倉科群生地。
昨年の3月3日は雪の間から頑張って顔を持ち上げている「セツブンソウ」が可憐なのに力強く感じました。

セツブンソウ

△2021年3月3日撮影

△2021年3月10日撮影

倉科セツブンソウ群生地はコチラ↓

節分草(セツブンソウ)って?

千曲市指定文化財(天然記念物)で、暖かい地域では、名前の通り節分(2月)の頃に咲き始める花ですが千曲市は少し遅く、早い年は2月中旬から咲き始めましたが例年でいくと3月頃から咲き始めています。

千曲市内には2カ所の落葉広葉樹林に『セツブンソウ群生地』があります。
1つは、戸倉宿キティパーク内の「セツブンソウ群生地」。2つ目は、倉科地区にある樽滝近くの「倉科地区セツブンソウ群生地」。

△左:倉科の自然を守る会・右:戸倉セツブンソウを育てる会

ご興味のある方は、信州千曲観光局の観光案内窓口に「セツブンソウ群生地」のパンフレットがございます♪

※セツブンソウの時期になると、千曲市文化財センターで「セツブンソウ花だより」として開花状況を発信しております。

春っていつから?

「新春」は、1月1日の元旦。
「立春」は、節分の翌日の2月4日。
「春分」は、2022年は3月21日。

」と名前が付いていますが、時期は全く違います。
日本語って難しい。。。

我われ日本人がしっくりくるのは「二十四節気(節切り)」なのでは?
「二十四節気(節切り)」は、太陽の動きをもとに「24」に季節を分けていて毎年同じ時期に重なるため使いやすく俳句の季語も使用されています。

実際は、体感したり目で見ないと「春」を身近に感じないものですけど。。。
…と、いうことで!「春」を探しに千曲市へ♡

新型感染症の拡大を防ぐためのお願い

自らの感染を防止し、他の人にうつさないようにしましょう。

千曲市  新型コロナウイルスに関する情報 
長野県 新型コロナウイルス感染症対策総合サイト
厚生労働省  新型コロナウイルス感染症について 

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