春の妖精の季節がやってきた♪千曲市のセツブンソウ情報【2022年3月8日現在】

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早いもので、もう3月になりました!
暖かいなぁ〜と思ったら、夕方に雪がチラつく…先週末にそんな日が続き開花が心配でしたが、今週は暖かい日が続くということです♪

この週末は、千曲市の春の妖精に会いにきませんか?

△2022年3月8日撮影

2月17日(木)

昨年の2021年3月1日には見頃を迎えており、2020年は2月19日には早くも雪の隙間から顔を出していたので、そろそろかと思い「歴史文化財センター」の方と合同で、今年初の「戸倉セツブンソウ群生地」へ偵察に行ってきました。

が…、数日前に雪が降ってしまい、いちめん雪景色でした。。。

自在山までの鳥居からの階段は雪が白く覆ってしまっているため、段差が分からず危険な道のりでした。。。

誰もいないと思いきや「戸倉セツブンソウを育てる会」会長の宮本 章さんが作業をしていました。

△「戸倉セツブンソウを育てる会」会長の宮本 章さん

まだ折れているわけではない古い竹の柵を青々とした真っすぐなキレイな竹と交換作業をされおり「セツブンソウを観に来てくれる方々が気持ちよく観賞できるようにしないとな」「地元の小学生も手伝いたいって言ってくれる子もいて本当に嬉しいんだ」 と誇らしく語られていたのがとても印象的でした。

2月28日(月)

やっと、葉っぱの陰に隠れている小さな「ツボミ」を発見できました♡

3月8日(火)


道にあった雪もだいぶ解け、青空も広がりポカポカと日差しが心地よく、遊歩道も歩きやすくなっていました♪

ツボミは目視で80くらい確認できました。
中央の紫色の雄蕊(おしべ)が見えるくらい開花しているものは、まだ5つくらいしか確認できませんでした。

セツブンソウとは

セツブンソウ(節分草)は、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草(複数年にわたって生存する草)で、日本のみで生息・分布されている固有種です。

本州、具体的には関東地方以西で分布し、特に千曲市は東日本におけるセツブンソウの北限にあたります。セツブンソウはその名の通り、節分の頃に花を咲かせることから名づけられましたが、それは暖地にあたり、千曲市では雪解けが進んだ 3 月中旬~下旬にかけて花を咲かせます。

千曲市には2カ所の「セツブンソウ群生地」

千曲市でのセツブンソウの群生地は戸倉(とぐら)倉科(くらしな)の2か所にあります。規模は戸倉が長野県下で最大級、倉科が約2000㎡ほど大規模な広さとなっています。

ただ、セツブンソウは生育地が少なく限定されていることから、日本における絶滅危惧植物のⅡ類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。

そのため、セツブンソウの保護を図る目的として、2006(平成18)年に市の天然記念物に指定され、2008(平成20)年にはあんずの花とともに千曲市花に指定されています。
それぞれの群生地で保全の動きがあり、戸倉では「戸倉セツブンソウを育てる会」が、倉科では「倉科の自然を守る会」が、群生地の巡視や沿道の整備などの活動をしています。

(ウィキペディア、戸倉・倉科セツブンソウパンフレットより一部引用)

千曲市の「令和4年セツブンソウ花だより」はコチラ

パンフレットもあります!

セツブンソウ群生地に関するパンフレットが戸倉と倉科でそれぞれにあります。信州千曲観光局の観光案内窓口にパンフレットがあります♪

戸倉セツブンソウ群生地

倉科セツブンソウ群生地

※ただいま、積雪のため通行禁止になっています。

千曲市の花情報をいち早く更新していきます!

「セツブンソウ」が咲き始めると、次から次へと花たちが春の訪れを教えてくれるようになります。これからは「紅梅」「福寿草」「あんず」「桜」「カタクリ」「アヅマイチゲ」「エンゴサク」などなど。。。

これからの千曲市の「花情報」をお楽しみ♪

お気に入りの「セツブンソウ」♡

昨年見つけた、雄蕊(おしべ)も白い「真っ白なセツブンソウ」です♪
まるで、白い妖精のように可憐に咲いていました!

今年も咲くといいなぁ~♥

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