【智識寺特別拝観 ~和尚様が宝物(ほうもつ)をご案内~】

限定御朱印付の拝観プラン

和尚様がご案内する智識寺特別拝観ツアー

長野県千曲市 戸倉上山田温泉の南、筑北村に抜ける県道55号線沿いのりんご畑に囲まれたのどかな場所にある智識寺。
茅葺屋根の本堂は「大御堂(おおみどう)」。中には欅(けやき)一本彫りの大作「木造十一面観音立像」が安置され、どちらも国の重要文化財に指定されています。

2つの重要文化財を抱える智識寺ですが、檀家は0(ゼロ)。地元の方々の寄付のみで成り立っているお寺です。住職のお話を聞くと、地域の人達によって1200年もの間、どのようにお寺が守られてきたのかを知ることができます。
 この特別拝観は、兼務住職として忙しいながらも観光客へ積極的にお寺を開くことが地域への貢献活動になるという西川住職の思いから企画されています。ぜひお気軽にご利用ください。

智識(ちしき)寺とは

智識寺は、天平12(740)年に聖武天皇によって大御堂(仏堂)が冠着山の麓に建立され、室町期に源頼朝の帰依により現在の地に移ったとされており、徳川時代には真田家などから厚く信仰されてきたお寺です。

「智」は仏の智慧を表す文字であり、この「智」に「識」が加わると、仏縁を結ばせる物や人のことを指す言葉となります。これは人々の協力を意味します。つまり、智識寺とはひとりの有力な豪族が建てた氏寺ではなく、名もなき庶民までもが分相応にお金や努力を出し合い、みんなで守っていこうという奉仕の心によって建てられた”民衆全体のための寺”という意味になります。

春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉と四季折々の幻想的な景観をお楽しみいただけます。

    智識寺のあじさい(地元では『あじさい寺』とも呼ばれています。)
                  紅葉の智識寺

智識寺がもつ宝物とは?

国の重要文化財、十一面観音菩薩立像

東大寺建立で知られる行基(ぎょうき)和尚作といわれるこの像は、信州随一の欅(けやき)一本彫りの大作であり、普段開かれない厨子の扉が開かれると拝観者からは称賛の声が上がるたたずまいです。
本堂には、喜びを招く大黒様「招喜大黒(しょうきだいこく)」が安置されています。
ともに和尚様がご案内時のみ、拝観可能な宝物です。

               十一面観音菩薩立像

見事な茅葺屋根の「大御堂」

十一面観音菩薩立像と共に重要文化財である大御堂(仏堂)。
2017(平成29)年、茅葺屋根の葺き替えが行われました。
檀家制度を持たない智識寺の茅葺の屋根は、主に地域の人達の浄財により修理されました。

                茅葺屋根の大御堂
      智識寺限定御朱印

また、智識寺には明治初期頃に作られた珍しいおみくじもあります。御朱印と併せて記念にいかがでしょうか?(別料金)

ツアー概要

設定日 通年 10:00~(相談)
除外日 4月最終日曜、7/12~21、8/11~16、12/25~1/12
※案内人の手配不可時は開催できない可能性があります。

最少催行人数 1名  ※最大8名様まで
受付可能組数 1日1組様のみ(先着順)
参加代金   3,500円(1組あたり・税込)
募集締切   拝観希望日の5日前まで

集合・解散場所

スケジュール(行程)

1.  本堂のご案内 (約15分)
  特別拝観のお客様限定 “喜びを招く大黒様”「招喜大黒」を拝観
2.  国の重要文化財 大御堂と十一面観音菩薩立像のご案内(約20分)
3.  御朱印の拝領(約10分~)
※ 紙の御朱印を希望されるお客様は事前に枚数をお知らせください。
※ 智識寺住職以外の案内の際には、紙の朱印でのお渡しとなります。

募集パンフレットのダウンロードはこちら
旅行条件書のダウンロードはこちら

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