現在、千曲市では山頂にうっすら積雪の確認できる程度で、平地での積雪はありません。
3月2日(火)に降った雪でセツブンソウが心配になりましたが、雪に負けずに顔を持ち上げて元気な姿を見せてくれています。花が咲き始め、千曲市も鮮やかな春色になるのも近そうです!
只今、急成長している「千曲市のセツブンソウ」の情報をお届けします♪
セツブンソウ
セツブンソウは日本における絶滅危惧植物のⅡ類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。2006(平成18)年に市の天然記念物に指定され、2008(平成20)年にはあんずの花とともに千曲市花に指定されており、千曲市にセツブンソウの群生地は「戸倉(とぐら)」と「倉科(くらしな)」の2か所あり、各群生地には「戸倉セツブンソウを育てる会」さん「倉科の自然を守る会」さんが保護活動を行っております。
千曲市内の「セツブンソウ」見頃です!
戸倉セツブンソウ群生地【戸倉宿・キティパーク】
今週末は最盛期になるのではないでしょうか。
今年は暖かいせいなのか、例年に比べ段階無く一斉に咲き始めたように思えます。

【3月1日】




珍しい① 双子のセツブンソウを発見♪

通常だと、1本の茎に1つの花を付けるセツブンソウですが…
ひとつの茎から2つの花が顔を出していました~♪
珍しい② 白いセツブンソウを発見♪

通常、雄蕊(おしべ)は紫色ですが…これは真っ白でした~♪
始めて「白いセツブンソウ」に出会いました!まるで、白い妖精のようでした。
みなさんも見つけてみてください♪
【3月5日】
3月1日に比べいたるところで咲き乱れ、「ここにいるよ!」と、ひとつひとつの花が話しかけてきているかのようです。

「双子ちゃん」も「白い妖精ちゃん」も元気に咲いていてくれました。
できるだけ早くに会いに来てください!
倉科セツブンソウ群生地
【3月3日】
戸倉の群生地よりも少しだけ開花時期が遅い倉科群生地。
「そろそろかな~」と、思って撮影にきましたが…斜面全体が真っ白に雪で覆われてしまっていました。
「倉科の自然を守る会」の杉本さんにもお会いできました!
「昨日の雪でセツブンソウが凍ってしまってるよ…」と、とても心配そうに案内をしていただきました。


雪にも負けず顔をあげて頑張って咲いている姿はとても健気です。ほとんどのセツブンソウは雪の重たさで下を向いてしまっていました。

【3月4日】
前日は雪で開花状況が分らなかったので、「倉科の自然を守る会」の杉本さんにお電話で確認すると「満開」とのこと。
慌てて倉科へ向かいました!昨日は雪で真っ白でしたが、雪も解けており、可憐で繊細な花たちが雪にも負けず元気に顔を持ち上げていました♪


珍しい③ 八重のセツブンソウを発見♪
通常のセツブンソウの花びらは5枚。このセツブンソウは10枚以上の花びらがありました。その他にも、いたるところに「八重のセツブンソウ」の姿を見つけられます。さらに優雅な姿を探し出してみてください♪


新型感染症の拡大を防ぐためのお願い
できるだけ、人ごみを避け基本的な感染防止策をするとともに、自らの健康観察を行い、自らを感染症から守る対策をするようお願いいたします。
新型コロナウイルスの感染は、飛沫感染・接触感染が中心とみられており、閉鎖した空間で近距離で多くの人と会話するなど、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。
感染拡大と予防に有用と考えられている「咳エチケット」「手洗い・うがい」を心掛けましょう!
千曲市 新型コロナウイルスに関する情報
長野県 新型コロナウイルス感染症対策について
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について