【ちくまであそぼ】千曲市で雛まつり♪

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「福寿草」「紅梅」「セツブンソウ」と、千曲市のいたるところで花の開花が始まっています。千曲市にも確実に春が近づき、桃色の千曲市になるのも、もうすぐそこです!

千曲市には「桃の節句」を楽しむ事ができる場所をご紹介したいと思います♪

千曲市で「桃の節句」

今年の干支のウシちゃんが歓迎してくれました♡

桃の節句(ひな祭り)

元々は女の子のお祭りではなく、春を喜び、無病息災を願う厄祓い行事だったそうです。

桃の節句の起源は紀元300年の中国の「上巳節」。「上巳節」とは、旧暦3月の最初の巳の日のこと。中国では水辺で身を清める習慣があり、それが平安時代に日本に伝わったとされています。この時代では、草木などの身近な素材で作った人形(ひとがた)に厄災を移す習わしに、流行っていた人形遊びが交わり、海や川に人形を流してお祓いをする「流し雛」が起源といわれているようです。

江戸時代になって上巳の節句に、これまでの流し雛から「雛人形」に変わり、「厄災を人に変わって引き受ける人形」として、女児の健やかな成長や幸せを願う「雛祭り」となったと言われています。

「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、桃が旧暦の3月3日の頃に花が咲き、魔除けの効果を持つとされていたからだとされています。

ひな人形に、女児の厄を引き受けてもらい、美しく成長し幸せな人生を送れるようにと、いつの世も子を思う親の願いが込められているということですね♡

【稲荷山宿・蔵し館】

蔵し館に入ってすぐの右側のお座敷の奥に飾られております。

この豪華な雛飾りは、ご近所の方からの寄贈や寄託されたお雛様なのだそうです。
一番上に鎮座している「お内裏様」と「お雛様」は大正から昭和初期にかけてのものだそうです。

蔵し館の中には、豪商だったことを思わせるものが展示されており、中庭を通り抜けた奥にある資料館の中には、更にたくさんの資料が展示されております。

年に1度のこの「桃の節句」の飾りつけの出ているときに足を運ばれてみてはいかがでしょうか?豪華に金糸で刺繍されている「緋毛氈」を見ることができるのもこの時期だけです!この機会にぜひ♪

入 館 料 : 一般300円 高校生150円
      中学生以下 無料
団体料金:(20人以上)
      一般240円 高校生120円
      中学生以下 無料
営業時間: 9:00~16:40
休 館 日 : 毎週月曜日(祝祭日を除く)
      休日の翌日・12月29日~1月3日
T E L : 026-272-2726

中庭に「春」

中庭には「福寿草」と「ふきのとう」が『春』を告げに顔を出していました!蔵し館の縁側でのんびりと可愛い春を愛でるのも良いですね♪

【喫茶 花の駅】

(2020年2月撮影)

千曲市上山田三本木の長野上田線77号にある『喫茶 花の駅
『花の駅』さんといえば、【つるし雛】ですよね♪

「ちりめんお細工物の会」の方々による、吊るし雛や桃の節句にまつわる小物が展示されていたりと、ひと足先に春の気分を満喫できます。

吊るし雛

ただ見ているだけでも可愛らしく、華やかな気持ちになれる「吊るし雛」
「吊るし雛」の細工ひとつひとつに「女の子の成長を祈る意味」があり、その意味も知るのも楽しいですね♪

今年は例年よりも数を減らしての展示となっておりますが、目に飛びこんでくる華やかな空間は、年齢関係なく小さな女の子に戻ってしまいます。

例えば…
私の大好きな「いぬ」は、犬のお産が軽いことから「安産・子宝に恵まれますように」だそう。

ひな飾りも飾られており、三仕丁である「宮中の3人の雑用係さん」たちは今年は烏帽子(えぼし)をかぶらせないスタイルでのご登場です!雑用係さんの顔は庶民に近い存在なので、表情が豊かです。

雛壇の上のほうにいくと位が高くなるので、高貴さゆえの表情の硬さだったんですね。子供の時にはそんなことを気にせずに飾っていましたが、そうやって気にしてみると小さな社会がこの雛壇に垣間見れて面白いですね♪

ランチも楽しめます♪

「花の駅」さんではランチもお楽しみいただけます。
ランチの他にも、ロビニアの「チョコレート」や高村商店の「醤油豆」まであり、タイミングが良ければ、「トォーフゥ―」というラッパの音とともに「奴屋豆腐店」さんが作りたてのお豆腐や豆乳を販売にくるので、作りたてホヤホヤが買えちゃうんです♪

吊るし雛を楽しみながら軽食も楽しめ、目もお腹も幸せいっぱいになること間違いなし♪

営業時間 : 12:00~17:00
定 休 日 : 毎週 土・日・祝日
T E L : 026-275-2948

「ちりめんお細工物の会」の方々の可愛い小物も販売しています。是非、足を運んでいただきたいホッとする場所です♪

「節句」のスモールトーク(雑談)

この近辺の地域では「月遅れのひな祭り」といって旧暦のひな祭りでお祝いすることが多く、4月3日まで飾られているところが多くあります。

「蕎麦料理處 萱」さんのお雛様

あまり見かけない「立ち雛様」

あまり見かけない「立ち雛」。
座っているお雛様を見る機会があまりにも多いので、「立ち雛」を見かけると珍しく感じてしまいますが、よくよくルーツをたどると「お殿様」と「お雛様」の2人の立ち雛が当たり前だったようで、座るようになったのは近年のようです。

流行りは廻りまわって、原点にたどり着くのでしょうか…。

ちなみに、この「立ち雛」様は、上山田温泉の『しげの家』さんでお出迎えしてくれています。

知ってました?「五節句」

昔はたくさんの「節句が」あったことをご存じでしょうか?
現在では、「七草がゆ(1月7日)」「桃の節句(3月3日)」「菖蒲の節句(5月5日)」「七夕(7月7日)」が有名で、その他にも「菊の節句(9月9日)」があり、【五節句】と言うそうです。奇数が重なる月日が不吉とされており、それを祓うためだったんですね~。

【五節句】
・1月7日「人日」(七草がゆ)
・3月3日「上巳」(桃の節句)
・5月5日「端午」(菖蒲の節句)
・7月7日「七夕」(星祭)
・9月9日「重陽」(菊の節句)

あまり聞きなれない「菊の節句」

「菊の節句」別名『重陽の節句』ともいう。
陽数(奇数)の最大数であるが重なる日であることから「重陽」と呼ばれ、最大の奇数の9が重なる月は特に気が強すぎるため不吉とされており、古来中国から伝わった「菊水伝説」(菊の花から滴る露が川に落ち、その川の水を飲んだものが長寿になったという伝説)から、菊の薬効により、不老長寿を願い邪気を払うため、菊の花を飾ったり、菊の花弁を浮かべたお酒を飲んで祝ったりするようになったとされている。

私は勉強不足なので、今回はじめて「菊の節句」というものがあると知りました…時の流れとともに忘れられてしまう事はとても寂しい事です。
【温故知新】昔の事柄をもう一度再確認し、新たらしい知識を得る。古いものをたずねて新しい事柄を知る!これからも、日々勉強です!!

筆者のおまけのひとりごと
花粉の季節になってしまいましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今朝のニュースでマスクにつける花粉除けの薬も販売されているようです。お花見には出かけたいのに…花粉が憎い今日この頃。
みなさま、ご自愛くださいませ~♥

Ⅿove your mind ! ~ 翼広がる千の眺め ~

千曲市は、幾通りもある眺めの良い場所で、あなたらしく、あなたが潜在的に持っている力を呼び覚まし、心の翼を広げて跳びたつ勇気や解放感の得られる機会と場を提供します。

新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐためのお願い

できるだけ、人ごみを避け基本的な感染防止策をするとともに、自らの健康観察を行い、自らを感染症から守る対策をするようお願いいたします。 

1.発熱等の風邪症状がある方は、外出を控えましょう。
2.集団感染の防止にご協力ください。
3.自らの感染を防止し、他の人にうつさないようにしましょう。

千曲市  新型コロナウイルスに関する情報 
長野県 新型コロナウイルス感染症対策について
厚生労働省  新型コロナウイルス感染症について 

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