千曲市「姨捨の棚田」の多くの田んぼは、9月の最終の土日に【稲刈り】や【はぜかけ】作業がおこなわれ、現在(10月8日現在)の姨捨の棚田には黄金色だった田んぼは【はぜかけ】姿になり、その風景もあとわずかになりました。
ここ最近の姨捨の棚田の様子をダイジェストとしてお届けさせていただきます!

【9月の姨捨の棚田】
稲がなくなり、田んぼでスクスクと大きくなったカエルやバッタなどを探しに大型の鳥たちが空で旋回し、小型の鳥たちははぜかけ後に落ちた稲穂をいただきに田んぼで落穂を見つけに集まってます。

【ノスリ】
「トビ」によく似ていますが、「ノスリ」という同じタカ科の猛禽類です。少し「トビ」よりも小さめで「カラス」と似たような大きさをしています。
昨年から頻繁に姿を現すようになったそうです!
9月21日(火)の姨捨の棚田
姪石苑周辺

古墳周辺
長尾根周辺

9月23日(木)の姨捨の棚田
この日、棚田保全団体である、「名月会」「棚田の月 姨捨棚田保存会」「名勝姨捨棚田倶楽部」の3団体の方々が稲刈りをされていました。
名月会〈 姨捨「棚田貸します制度」〉

姨捨「棚田貸します制度」は棚田の景観を将来へと引き継ぐとともに都市部と農村部との交流を深めて、姨捨含めた地域の活性化を図ることを目的に 1996(平成 8 )年から開催されております。今年で」(2020年)24 年目を迎えます。
この日、名月会の方々が「オーナーさんが来られなくなった田んぼ」の【稲刈り】と【はぜかけ】作業をされていました。

【姨捨「棚田貸します制度」】 ホームページはコチラ↓
棚田の月 姨捨棚田保存会

~ 日本の原風景を後世に ~
田毎の月 棚田保存同好会は、長野県千曲市姨捨(おばすて)の棚田の景観保全活動を行っています。
農業後継者が不足し、荒廃してしまった棚田を復元し、美しい景観を後世に受け継ぐために25名の会員が農作業に汗を流しています。 また、田植えや稲刈りでは、近隣の地域から子供や保護者が参加する体験活動も実施しています。
引用:棚田の月 姨捨棚田保存会ホームページ

【棚田の月 姨捨棚田保存会】のホームページはコチラ↓
名勝姨捨棚田倶楽部

姨捨の棚田を後世に残したい
農業を通し、農業の楽しさ、難しさを感じ農村と都市との様々な交流を図ることで、棚田の景観の保全に関わる人を増やし、結果的に美しい棚田の景観を守ることにつなげたいと思います。唯一無二の景色と、代々地域によって受け継がれてきたものを、将来にわたって残してあげたい。また、地域と子供達、地域の学生達にも農業体験や、本当の意味での自然体験をしてほしいと思います。
都会と地域が関わる場所。その基盤は農業体験交流拠点(姨捨の棚田OASISと命名)であり、多くの方に評価をいただき、イベントも開催。さらに繋がりを作るために、整備改修を進めたい。
引用:https://camp-fire


随時、会員募集中です!
【名勝姨捨棚田倶楽部】ホームページ はコチラ↓
「はぜかけ」の動画
名勝姨捨棚田倶楽部さんの「はぜかけ」
名勝姨捨棚田倶楽部さんの「はぜかけ」 (タイムラプス動画)
9月28日(木) の姨捨の棚田
長尾根周辺

姪石周辺



四十八枚田

(△姪石苑周辺から望む四十八枚田)

姪石苑周辺

東屋下周辺

四十八枚田の中で、1番小さな田んぼ。
ちゃんとキレイに整列して稲穂を垂らしていました♪ほっこりする田んぼです。
10月3日(日) の姨捨の棚田
名勝姨捨棚田倶楽部の【脱穀作業】

【落ち穂拾い】

脱穀機では取れきれずに残ってしまった稲穂を抜き取っています。
【計量】

1袋ごと、「何処の田んぼで採れたお米」「どのくらい入っているのか」量っています。

みなさん、お疲れさまでした。
姨捨の棚田でもよく見られる焦げている田んぼは「ワラ焼き」といい、脱穀後の稲わらを田んぼの中で焼き、田んぼの土とワラを鋤き(すき)込み、肥料となります。
10月8日(金)の姨捨の棚田
長尾根周辺

古墳周辺

姪石苑周辺
10月8日(金)午前中。
姪石苑周辺の田んぼには、近所の園児たちや小学生たちが集っていました。
久しぶりに棚田に子供たちの楽しそうな声が響き渡り、心地の良いひと時でした♪



四十八枚田

10月11日(月)の姨捨の棚田
長尾根周辺

古墳周辺

唯一の『はぜかけ』地帯を発見!
「古墳」から「東屋」へ向かう途中に唯一の『はぜかけ』がある田んぼがありました♪
10月11日にはありましたが、きっとすぐにこの『はぜかけ』姿は見られなくなるのではないでしょうか…


姪石苑周辺


姪石周辺

おまけの写真
お天気も良く、今までの夏雲の形と違い、秋独特の雲の形がとてもキレイでしたので「姨捨の駅」「姨捨サービスエリア」に行ってきました。
姨捨駅からの眺望


姨捨サービスエリアからの眺望

筆者のおまけのひとりごと…
ここ最近、めっきり朝晩の空気が冷たくなってきました。
しかも、これからインフルエンザの季節もやってきてしまいます~(T_T)
現在進行形で厄介な「ブタクサ」や「セイタカアワダチソウ」などの花粉の飛散量が例年に比べて多いそうで、眼がかゆく鼻水が止まらなくなってきた人も多いはず。
花粉を防ぐ方法はマスク・メガネ・帽子・手洗いなど「新型コロナウイルス感染症対策」と同じです。自己管理をしっかりして「花粉症対策」も「新型コロナ感染予防対策」も気を抜かずにこの季節を乗り切り「行楽の季節」を楽しみましょう!
みなさまご自愛くださいませ~‼
只今、お騒がせの【セイタカアワダチソウ】
ここ最近、勢力を上げている『セイタカアワダチソウ』
数年前までは「花粉症とは関係ない」と言われていましたが、花粉が遠くまで飛ばない虫媒花なのですが、身近に多く咲き始めている『セイタカアワダチソウ』の花粉も身近な存在となり、花粉症の原因といわれるようになりました。
可愛いくせして意外と…
花粉症の人はお気を付けください。

昨年(2020年)の姨捨の棚田の様子
新型感染症の拡大を防ぐためのお願い
1.不要不急の外出を控えましょう。
2.集団感染の防止にご協力ください。
3.自らの感染を防止し、他の人にうつさないようにしましょう。
千曲市 新型コロナウイルスに関する情報
長野県 新型コロナウイルス感染症対策総合サイト
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について
