姨捨の棚田のこの頃(9/11更新)

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9月になり、朝晩涼しい日も増えてきました。少しだけ暑い夏が恋しい季節…ですかね?さて、秋といえば”収穫の季節”。千曲市「姨捨の棚田」情報をお届けします🌾

いくつかの棚田では、稲刈りが終わり”はぜ掛け”の様子が見られます。また、夕方ごろにはトンボも飛んで、秋の訪れを感じられます。

《姨捨の棚田をもっと知ってほしい!》

更埴西中学校の寺澤さんは、姨捨の棚田の近くに住んでいることから興味を持ち、沢山の方に棚田を知ってもらうべく、研究をしています。

”以下、原文ママ”

「姨捨の棚田」と聞くとみなさんはどんなイメージを思い浮かべますか。ほとんどの人は美しい景観、美味しいお米など良いイメージを思い浮かべると思います。現に姨捨の棚田は、全国で初めて棚田として国の名勝に指定され、棚田の百選・国の重要文化的景観・日本遺産にも登録されて、多くの人に訪れられています。

また、棚田で穫れる「棚田米」は粘土質の強い土壌なこと、寒暖差が大きいこと、大池のきれいな湧水を使っていることなどから、とても美味しいです。私も、小学校6年生くらいまで、姨捨の棚田について課題を考えたことはありませんでした。でも、中学生になりもっと姨捨の棚田について深く調べてみると、耕作者の高齢化から後継者不足、耕作放棄地の増加などの課題もあるということがわかりました。

私は、生きた文化財と言われている棚田の景観を保存するためには、今の棚田について多くの人に知ってもらい、棚田の関係人口(関わる人)を増やしていくのが大事だと考えています。

今、千曲市では、多くの人に農作業を通じて棚田に関わってもらえるよう「棚田貸します制度(オーナー制度)」を行っています。みなさんも棚田を知って、体験して、新たな姨捨の棚田の魅力を見つけてみませんか。

 

姨捨の棚田はお月見スポットです🌕

千曲市は月の都と呼ばれ、古くから月見の文化が栄えてきた土地でもあります。9月は中秋の名月。美しい秋の月を見に来ませんか?

信州さらしな・おばすて観月祭

千曲市では、9月14日(土)・15日(日)・16(月)・17(火)の4日間「信州さらしな・おばすて観月祭2024」を開催します!!

姨捨夜市

『9月14日 姨捨夜市』鬼越トマホーク・ピザーラキャラバンもやってくる!

10月もお月見『日本酒と肉。』

長野県内外からの様々な”肉料理”と、月の都千曲市にある酒蔵「長野銘醸」で作られるお酒を存分にお楽しみください♪

フットライトも設置完了🔦

信州さらしな・おばすて観月祭に併せて、姨捨の棚田にはフットライトが設置されます。この時期しか見られない、ぴかぴか光る棚田もご堪能ください。