千曲市主舞台映画! 地域発信型映画『透子のセカイ』

シェアする

長野県千曲市を主舞台として制作される地域発信型映画『透子のセカイ』が2019年4月に開催される「島ぜんぶでおーきなこと!第11回沖縄国際映画祭」のメインプログラムとして上映される事が決定しました!

12/10(月)、武水別神社にて監督やキャストを迎えた記者会見が行われました。


△長野県千曲市、武水別神社にて行われた記者会見の様子


△主演はTVやCMで活躍中の女優「吉本実憂」さん


△出演者の皆様。

映画は、吉本実憂さんをはじめ、白石優愛さん、勇翔さん(BOYS AND MEN)、濱津隆之さん、マンモウ飯田さん、お笑いコンビこてつの北村智さん、河合武俊さんなど、活躍中のキャスト揃い!

千曲市主舞台映画 透子のセカイ

「透子のセカイ」は大ヒット映画「カメラを止めるな!」の撮影を務めた「曽根 剛」氏がメガホンを取る作品

千曲市八幡にある「武水別神社」をはじめ、姨捨駅や棚田、戸倉上山田温泉の旅館・飲食店がロケ地に選ばれています。


△武水別神社は「おはちまんさん」として親しまれ、交通安全祈願で有名な場所。


△姨捨の棚田は国の重要文化的景観に選定。季節や時間で姿を変える風景は日本の原風景を想わせ、素朴な感動を与えてくれる。


△今回スタッフの宿泊先として協力していただいた「有田屋旅館」は大正4年創業の小さな純和風旅館。源泉そのままの湯は体の芯まで温まり美肌の湯として名高い温泉。

【作品概要】
神社で巫女として働く透子は、村人たちから呼び出されては一緒に遊んだり、くだらないことをしたりと、いつも笑いの絶えない日々を過ごしていた。
そんなある日、透子は楽しみにしていた村の祭りが古い言い伝えのせいで中止になることを知る。
どうしても祭りをやりたい透子は、みんなの反対を押し切って一人で準備を進めるが、湖で不思議な少女と出会ったことで、事態は思わぬ方向へと転がっていく…。

透子のセカイのロケ地 武水別神社

八幡宮は4世紀末から5世紀初頭に実在した可能性の高い天皇「応神天皇」が祀られている神社で「武水別神社」は八幡宮の1つ。

「応神天皇」は武勇に優れた天皇であったことから、古くから戦国武将の篤い信仰を受ける「必勝の神様」としても有名です。

また、12月10日~12月14日の期間中は今日まで約四百有余年の永きに亘り、一年の欠儀もなく盛大に行われてきた伝承を持つ神事「大頭祭」が開催されます。

吉本地域発信型映画とは?

ラフ&ピースをテーマに、地域が参加し、地域の良さを伝える映画作品を制作、地域活性につなげていくプロジェクト。

映画製作費は吉本が負担し、地域は移動や食事、宿泊の確保、イメージにあったロケ地の斡旋、エキストラ手配などで汗をかくという役割分担で、30分ほどの短編映画を協働で作り上げています。

俳優は吉本お笑い芸人と女優が出演し、完成した映画は4月の沖縄国際映画祭で上映され、俳優と地域スタッフが一緒にレッドカーペットを歩きます。
その後は地域にて凱旋上演を行い、地域の人たちとも感動を分かち合います。

なぜ千曲市が選定されたのか

過去の選定地域は千葉県成田市、静岡県河津町、岡山県津山市、新潟県十日町、北海道沼田町、愛知県蒲郡市など、その多くが地域活性のための取り組みが実を結んでいる地域です。

経済産業省や観光庁、総務省等がモデル事業として支援したりロケと地域活性をテーマにした情報誌「ロケーションジャパン」活性化地域の実例として取り上げられるなど露出が拡大し、それが吉本サイドの目に留まり選定につながりました。

千曲市も同様に、昨年からスタートした「千曲市ロケツーリズム推進事業」が評価され、吉本地域発信型映画の主舞台に選定されました。今回撮影されている「透子のセカイ」は一般上映を視野に入れた70分の長編映画です。