5月初めから棚田への「水入れ」も ほぼ終わり、田植えシーズンが姨捨の棚田に到来です!
田植えのピークは5月下旬~6月初め
5月4日「棚田の月 姨捨棚田保存会」の方々にお会いしました
今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、県外の方が来訪できないこともあり、「棚田の月 姨捨棚田保存会」のお手伝いに休業中の飲食店の方々が応援にきてくれてました!
休憩所では、年代を超えた交流の温かさにほっこり♡
5月22日に『名勝姨捨棚田倶楽部』さんの田植え作業に参加してきました~♪
「姨捨棚田倶楽部」のみなさんの活動
姨捨の棚田を後世に残したい
農業を通し、農業の楽しさ、難しさを感じ農村と都市との様々な交流を図ることで、棚田の景観の保全に関わる人を増やし、結果的に美しい棚田の景観を守ることにつなげたいと思います。唯一無二の景色と、代々地域によって受け継がれてきたものを、将来にわたって残してあげたい。また、地域と子供達、地域の学生達にも農業体験や、本当の意味での自然体験をしてほしいと思います。
都会と地域が関わる場所。その基盤は農業体験交流拠点(姨捨の棚田OASISと命名)であり、多くの方に評価をいただき、イベントも開催。さらに繋がりを作るために、整備改修を進めたい。
引用:https://camp-fire
「姨捨棚田倶楽部」のみなさんは早朝より作業を始めており、お手伝いの私たちが着いた(9時半)頃には、もう代掻き(しろかき)も終わっていました。
お手伝いグループも作業開始!
田植え作業を始める前に、姨捨棚田倶楽部の矢島さんにお話を聞きました。
重要文化的景観
引用:https://bunka.nii.ac.jp/
姨捨の棚田は、水源となる大池から更級川へと繋がる水系を軸として、用水や田越の給水手法、「ガニセ」と呼ぶ暗渠による排水方法が網の目のように張り巡らされ、近世から近現代に至るまで継続的に営まれてきた農業の土地利用の在り方を示す独特の文化的景観である。
目印のラインに沿って20cm間隔に稲苗を2~3cmの深さに植えていきます。
始めは、1回1回、苗と苗の距離を手を広げ20㎝を図りながら植えていましたが、回数をこなしていくうちに、徐々にコツをつかみ作業も早くなってきたように思えます。
しばらくすると、大きな助っ人がやって来ました~♪
人数も増えてスピードアップ♪あと2枚田んぼが待っています。
これからの未来を担う子どもたちに「農業」「食べ物の大切さ」を学んでもらいたい
小学生の頃に「農業体験」として授業の中で田植えをした以来でしたが、田んぼ(泥)に足を入れたとたんに懐かしい「感触」が思い出され、大人になってからあまり出会う事がなくなってた「ワクワク感」に心が溢れました。
お恥ずかしい話ですが…今になり、小学生の時に体験した「農業体験」の素晴らしさに気付かされたのでした…先生ありがとう。
是非、次回の草取り作業にも参加させていただきたいと思っています!
5月29日~31日「棚田貸します制度」開催
姨捨「棚田貸します制度」は棚田の景観を将来へと引き継ぐとともに都市部と農村部との交流を深めて、姨捨含めた地域の活性化を図ることを目的に 1996(平成 8 )年から開催されております。今年で」(2020年)24 年目を迎えます。
お問合せ
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
千曲市役所経済部農林課 農村振興係
TEL 026-273-1111(内線3262)
FAX 026-273-1921
E-mail norin@city.chikuma.lg.jp
これからも引き続き【ちくまであそぼ】シリーズ「棚田編」を取材していきます!
「棚田ベストショット」の季節が来ました
これからの棚田は、水入れが終わり、これを待ちわびたアメンボたちが集まり、カエルたちの大合奏が始まり、トンボや蝶が飛び、生き物たちの楽園と化します。
緊急事態宣言が全面解除となりましたが、「新型コロナウイルス」が消えたわけではありません。まだまだ、マスクの着用やソーシャルディスタンスなどの周囲への配慮が必要です。
外出時にはマスクを必ず着用し、手洗いうがいをこまめにして感染予防をいたしましょう!